中世イングランドと現代イギリスの「笑い」を映画から知ってみよう [ちょこっとtips]
皆さん、お久しぶりです。
オックスフォードでの日々がそろそろ遠いものに思われだしているときかも知れません。ここに出してみたDVDの表紙は、『モンティ・パイソン アンド ホーリー・グレイル』。アーサー王の聖杯伝説を痛烈に風刺した作品です。皆さんとのオックスフォードの会話の中で少し出てきたのを思い出したので、載せてみました。モンティ・パイソンは6人組なのですが、中の二人、マイケル・ペイリンとテリー・ジョーンズはオックスフォード出身で、3人はケンブリッジ出身です。インテリのコメディ・グループなんですね。
そうそう、テレビシリーズが日本でもヒットした『ミスター・ビーン』を演じるローワン・アトキンソンもオックスフォードの出身なんですと。知っている人、いるんじゃないでしょうか。
『ホーリー・グレイル』、Warwick城へ行った感じから中世の雰囲気は伝わってくると思いますし、本当にくだらないジョークにゲラゲラ笑いながら、イギリス風の「お笑い」の精神が少し分かってくるかもしれません。良く、「ブラックジョークの世界」という言われ方をします。
モンティ・パイソンは1970年代に一世を風靡したコメディ・グループで、テレビシリーズなんかも手がけていました。『空飛ぶモンティ・パイソン』もお奨めです。
ローワン・アトキンソンは、oxford にプラスして、ニューキャッスルも出ています。専門は、電気工学です。そのわりには、Mr.ビーンでは、電気配線でよく失敗しているよね。
by kenta-ok (2005-09-25 23:34)