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学生の皆様へ 添乗員千田より [研修をふりかえって]

学生の皆様、イギリスからの帰国後は元気に過ごしていらっしゃいますか?

久しぶりの日本ですから、恐らく日本食をたくさん食べているのではないのでしょうか?またまた、時差ボケで起きている感覚があまりしないなんていう人もいらっしゃるのではないのでしょうか?

オックスフォード研修で、学生の皆様とご一緒させて頂き、私も大変充実した日々を送ることができました。本当に感謝しております。成田空港を出発する際、これからイギリスで過ごすことへの緊張で、皆様の顔が強張っていたことを今でも覚えています。それから約3週間、皆様は見違える様に大きくなって日本へ戻って来ました。最初の頃は、私にいろいろな質問をしていた皆さんが、帰国の時には、全くと言っていいほど質問しませんでしたよね。それは、皆様が海外生活を通し、自分で考え、自分なりの行動で問題を解決していったことへの証です。「海外で生活すること」それは、思っている以上に難かしいことは皆様が一番わかっていることと思いますが、それを皆様は遣り遂げたのですよ。胸を張ってくださいね。

今回参加された皆様の中で、今後、海外で生活をされる方もきっといらっしゃると思います。そんな時には、是非今回の研修で得た多くのことを思い出しながら、何事にも挑戦して見てください。また、世界のどこかで皆様とお会いできることを心から楽しみにしています。

最後になりますが、今回の研修で生徒を影ながら支えてくださった高木先生本当にありがとうございます。

それでは。


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オックスフォード「研修の心得」&御礼 [研修をふりかえって]

 皆様、こんばんは。さて先刻ご承知の方も多いとは思いますが、オックスフォード研修参加者は全員、9月14日(水)真昼間の12時過ぎに、無事成田空港に到着いたしました。(機内食もちゃんと出ました…パチパチ

ご家族や関係者の方が大勢出迎えにいらしている中、多くのご父兄の皆様方が「ブログを見て安心してました。」「家族全員で楽しみに見てました」と私に声を掛けてくださったのは本当に喜ばしいことでした。ラップトップを担いでオックスフォードの町を歩き回った甲斐があったというものです。

さて、今回は総括として少し硬いお話を、参加者の皆さん向けにいたします。(もちろん、他の方も読んでくださいね。)私は出発の時に空港で、3つの大事なことを皆さんに申し上げました。それは、

1.自分の健康管理をすること

2.事故をおこさないこと

3.楽しくやること

この心構えを忘れないで下さい、という内容でしたね。でも、これはどんな研修でも、大前提ですよね

そこでそれを基礎にして、8月21日の夜、ホストファミリーへの引渡しをはじめる前に、今度は「守ってもらいたいと思う5か条」についてお話をしましたね。そっちの方が、本当に守ってもらいたい「研修の心得」だったんですね。あの時は疲れて眠かったと思うけど、みんな、まだ覚えているかな? 以下に改めて書くので、思い出してね。

1.オックスフォードでは緊張感を持って生活してください(私たちは研修に来ているのであって、遊びに来ているのではありません。)

2.自立心を養う気持ちを持ってください(例えば洗濯物はどうするのか、電話をかけたいときはどうするのか。それぞれ各家庭のやり方があるけれども、自分のことは自分でするという基本的な心構えを持ちましょう。)

3.積極的に行動してください(英語ができないからといってカラに閉じこもったりせずに、コンタクトを取る努力をしましょう。身振り手振りであっても、お手伝いしたいという気持ちがあれば、ホストファミリーに伝えられるはず。夕食のテーブルにナイフとフォークを並べるといったちょっとした気遣いでよいのです。でもそれを積極的にしましょう。)

4.大らかに対応しましょう(ここは外国です。日本とは違うこともたくさん起こります。そういうときに、「なんで?」と目くじらを立てずに、大らかにうけとめましょう。)

5.周囲に対する感謝の気持ちを意識して表現しましょ(外国へ行ったとき、Thank youという言葉が一言出るか出ないかで、人間関係には大きな差が出ます。ほんのちょっとしたことをしてもらったときに、常にThank youを忘れずに。そして、嬉しかったらI am happyと言いましょう。異文化交流を成功させる秘訣は、Thank youの心です。)

どうですか? 思い出してくれましたか? そして今、振り返ってみてどうでしょうか? それぞれ、個々に見れば反省点もあるでしょうし、「ああしなきゃよかった」「あんな風にすればよかった」という後悔も多少はあるかも知れません。でも総じて言うなら、皆さんはこの5つの心得をとても良く守ってくれた。今、私は心からそう思っています。そして、そうしてくれた皆さんをとても誇りに思っています。

あの3週間の間、皆さんは上記のような、これまで日本では見たことのないような()「いい子」になれていたんだと思います。(ね、前に言ったとおり、人間て、変われるもんでしょう?)今後、皆さんが大人になって何かの困難にぶつかったとき、「オックスフォードが乗り切れたんだから」というセリフを心の中で言う瞬間が必ず来ると思います。それは、皆さんが本当にがんばったからです。

Mちゃん、1週間ほど過ぎてから私のところにやってきて「先生、先生の言うとおり何かしてくれたりしたら、Thank you!とかI'm happy!とかって言うようにしていたら、マザーがすごくかわいがってくれるの~!」と言っていたね。それはあなた自身が、異文化交流のために本当に、一生懸命努力をしたから、その心がマザーにも通じたんだよ。その喜びこそが、あなたの勲章です。そうした場に立ち会い、その話をあなたから聞けて、私もとても嬉しかった。どうもありがとう。

最後に、今回の研修の添乗としてずっと私たちを支えてくれた千田さん、本当にありがとうございました。このブログでの登場回数はさほど多くなかったけれど、日々の行動の中心には、常に千田さんの姿がありました。その気さくなキャラから、学生からは次第に「ちだっち」とか「ちーちゃん」とか愛称で呼ばれるようになり、フェアウェルパーティでは張り切って学生を盛り上げてくれました。また、数少ない男子学生を上手にまとめて「少数の男子」が「多数の女子」の前にその存在感があまりになくならないようにつとめてくれていたのも、千田さんです。千田さんなしで、今回の研修はありえませんでした。引率教員の私も、色んな場面で頼りにさせてもらっていました。本当にお世話になりました。

また、末筆になりましたが、現地でお世話いただいたCIEスタッフ、そしてそれを日本からイギリスから支えてくださった皆様方にも、この場をお借りして厚く御礼申しあげます。本当にどうもありがとうございました。


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